MRI対応機器が標準になりつつあるが

mri条件付きMRIの内容が複雑である。
各社各機器により条件が違う場合がるので注意が必要、対応しているMRI磁場強度も、製品によって異なる。
最近は3.0T対応機種が増えてきたが、3.0Tでは撮像部位や撮像時間が制限されている機器もある。リードの場合と同様に一部変更承認を受け、1.5Tまでだったデバイスが3.0T対応となるケースもある。なお、0.5Tなど低磁場のMRIは発熱で不利になるため全ての機種が対象外とのことだ。
電池切れなどで本体を交換する場合、特に異常がなければリードはそのまま再利用する。だが、そのリードがMRI非対応であれば、MRIは行えない。リードと本体の条件の不統一による混乱を防ぐため、リードが非対応であれば、本体も対応製品を使えないことになっているとの事、又利用していない古いリードが残っている場合も利用できない。

病院施設での作業が

〇リードとデバイスがMRI対応機種かどうか確認する
〇使用するMRI装置や撮像部位などがデバイスの許容条件に収まっているか確認する
〇検査当日、MRIに先立ちデバイスの動作確認を行う
〇検査直前に、強い磁場や電磁波に耐えられるMRIモードへ設定を変更する
〇検査中は循環動態を連続して観察し、電気的除細動器を近接した部屋に準備する
〇検査後にペーシングモードを戻し、デバイスの動作確認を再度行う

この作業ができる施設が限られることと、夜間や緊急MRIが実施できる場所はもっと少ないであろうと思われる。

緊急時にMRI対応カードを携帯していない場合の問題、(手帳と同化させる)や各社各機器の統一的な機器開発や表現を業界挙げて取り組んでほしい。

国立循環器病研究センターの草野研吾氏は「普及とともに、条件付きであるという認識は薄れやすいので、改めて注意喚起を」「MRI対応」という言葉が一人歩きし、デバイスごとの撮像条件を満たさないMRIが多く発生しているほか、非対応デバイスの「海外では不適切なMRIによる死亡例も報告されている。我が国では、死亡例やMRI後にペーシングができなくなったといった深刻な事故はまだ報告されていないが、普及とともに条件付きであるという認識は薄れやすいので、改めて注意喚起を行った」と話す。

※現在メーカが開示しているMRI対応施設は自社製品のみで、各社統一の一覧表示なるものがほしい。(時間があればICD/CRTDのみでも作ってみたいが、各メーカの変更があった時の事を考えると!!)
メドトロニック㈱
http://www.mri-surescan.com/MRI-List/index.html
セント・ジュード・メディカル㈱
http://sjm-mri.jp/approval/#p28
ボストン・サイエンティフィックジャパン㈱
https://www.imageready.jp/rm/pm/public/supplied-hosp_search/index
バイオトロニック ジャパン㈱
http://www.pro-mri.jp/mr-lists.php?sel_type=11&sel_area=ALL

日経メディカルから一部抜粋 hitomi


植込み後の作動での運転免許停止の緩和
2003年に報告された初版の3学会合同ステートメントでは、ICDの不適切作動(誤作動)は適切作動と同様とみなされていたため、誤作動であっても意識障害の有無に係らず、その後12ヶ月間の運転制限が設けられていました。今回、合同検討委員会ステートメント補遺2では、患者が意識障害や意識消失を伴わない場合の不適切作動(誤作動)に限っては、その後のICD設定変更や適切な治療を行うことで予防できるとの考えから、特に運転制限を行う必要性はない、と変更されました。但し、不適切作動(誤作動)時に意識障害や意識消失をきたした場合には、これまでと同様その後12ヶ月間の運転制限が必要となります。

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