2017年 3月

kokoro34只今発送準備をしています。
今回は、ICDを植込んでからの思いや生活を数人の方からコラムとして投稿いただきましたので、誌面に掲載いたしました。ありがとうございました。
又、皆様の思いや悩みなどを次回の誌面にも掲載できればとも思っております。皆様に知ってもらいたいことや、思いの共有にご理解いただき投稿をお待ちしております。
ご協力よろしくお願い申し上げます。ご連絡はお問合せからお願いいたします。

VisiaAF日本メドトロニック株式会社は、 2017年3月1日、 心房細動(AF)検出の診断機能を搭載したシングルチャンバの植込み型除細動器(以下ICD)「Visia AF MRI ICDシリーズ(ヴィジア エーエフ エムアールアイ アイシーディーシリーズ)」(以下「Visia AF」)の販売を開始。

このICDのすごい所は、シングルチャンバ(リードが1本)と言う所で、今入っている一本のリードを追加しないでそのまま使えて、心房細動が原因と言われている脳梗塞の発病を防止するため、早期に心房細動の治療に持って行けるという事です。
知らない間に起きている、本人が気づかない心房細動不整脈を、医師に的確に教えてくれる監視装置と言うとわかりやすいのでは、又、当然MRI対応ですし、不適切作動防止の精度もかなり向上しているとの事。(心房細動については下記参照) 詳細はこちら

今もって分からない事の一つで、ICDとバイクの関係であるが、法的にも通達文書にも記載された文面が見当たらないのである。
私が植込んだ10年前までは、普通自動車以外は運転できないとの学会のステートメントや更新時に返納する旨の指導があったような気がするが、最近の文面には大型免許や二種免許のみの記載で自動二輪についての記載が見当たらない。
(小型船舶免許の水上バイクや大型ボート免許も含め)
巷のバイク好な人のブログには、

  • ハーレーでツーリングを楽しんだ
  • 6カ月後に久しぶりに乗ったが少し怖かった
  • 自動二輪の免許を普通に取得した
  • 水上バイクで休暇を楽しんだ
  • クルーザーの免許更新をした
  • 免許更新時には何も言われない
  • 医師からの助言もない

等々どのようになっているのだろう?規制から外れたのか?ただの努力義務?
rider2当然、人を巻き込む恐れが高いので自制するのは当たり前として、全く法的には問題は無いのか、警察に聞いて分かる方がいるのか、医師に聞いても分かるのか、黙っていた方が良いのか、どうしたもんか。
やはり不整脈学会ステートメント作成関係者に聞くしかないか、でも規制は無い方が患者にとっては良いはずで、問題を表面化させない方が・・・・悩む。

hitomi

Micra-TPS日本メドトロニック(株)が、世界最小のペースメーカ、「メドトロニックMicra(マイクラ) 経カテーテルペーシングシステム」(Micra TPS)に対する薬事承認を受けた。
Micra TPSは、小型ペーシング技術を利用し、本体を皮下に植え込むのではなく、カテーテルを用いて心臓内に送り込み、直接心室に留置できる。これにより、従来のペースメーカと異なり、胸部の皮下ポケットやペースメーカ本体と心筋をつなぐリード(導線)に関連する合併症のリスクがなくなる。本製品は、右心室に留置されるシングルチャンバ型ペースメーカで、1.5テスラ及び3テスラMRI全身撮像に条件付で対応している。

【製品の特長】
Micra TPSは、カプセル型で、小さなフックで心壁に取り付けられ、先端の電極を通じて電気刺激を送り、ペーシングを行う。従来のペースメーカは、外科手術で皮下ポケットを設けて装置を植え込み、静脈を通して、リードを心臓内に留置する必要がある。本製品は、このような皮下ポケットもリードも不要なため、それらに関連した合併症のおそれがない。また、外科手術による胸部の傷もなく、外からは装置のふくらみもないため、患者さんが外観上判別できず、装置を意識することなく生活できる。また、Micra TPSの電池の予測寿命は約12.5年i)で、追加留置の際は、電池が消耗した一方の製品を電源オフにすることで、電気的にデバイス同士が互いに干渉することなく、追加のデバイスの留置ができる。

先日の不整脈学会のメドトロのブースで実際に触ってみましたが、本当に小さい!心臓の中に直接入れて寿命は12年、すごい!!
ICDも最近のは、ものすごく小さくなってるようだが、問題は電池。ある記事で今のリチウムイオン電池より優れた夢のマグネシウム電池が開発されそうだ

hitomi

MRI非対応のペースメーカーまたは植込み型除細動器(ICD)を植え込んだ患者において、磁場強度1.5テスラのMRIに、適切なスクリーニングを行い、事前に規定したプロトコールに従いMRI前にデバイスを再プログラミングし、胸部以外の場所に対しておこなった結果、デバイスまたはリードの故障は発生しなかった。

MRIはペースメーカーを植え込んだ患者で1.000件、ICDを植え込んだ患者で500件施行した。MRI中に死亡、リードの故障、キャプチャーの失敗や心室性不整脈は発生しなかった。MRI後に1個のICDでジェネレータの動作が確認できず、早急な交換を要したが、このデバイスはMRI前にプロトコールに従って適切なプログラミングがされていなかったとの事。

こんな記事がありましたが、本当か!!
1.5テスラMRIなら胸部以外なら前後の設定さえ間違わなければ、使えるのか。嬉しいやら悲しいやら・・・

https://www.nejm.jp/abstract/vol376.p755
(St. Jude Medical 社ほかから研究助成を受けた、MagnaSafe 試験:ClinicalTrials.gov 登録番号 NCT00907361)

hitomi

「不整脈に起因する失神例の運転免許取得に関する診断書作成と適性検査施行の合同検討委員会ステートメント」
2017年9月1日より運転免許の新ステートメントが施行されます。今まで植込み後の作動で1年間の免許停止が、3か月に短縮されることになりました。
(下記の画像をクリックで大きく表示されます。)

20170901

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