心房細動検出機能を搭載したICDを販売

VisiaAF日本メドトロニック株式会社は、 2017年3月1日、 心房細動(AF)検出の診断機能を搭載したシングルチャンバの植込み型除細動器(以下ICD)「Visia AF MRI ICDシリーズ(ヴィジア エーエフ エムアールアイ アイシーディーシリーズ)」(以下「Visia AF」)の販売を開始。

このICDのすごい所は、シングルチャンバ(リードが1本)と言う所で、今入っている一本のリードを追加しないでそのまま使えて、心房細動が原因と言われている脳梗塞の発病を防止するため、早期に心房細動の治療に持って行けるという事です。
知らない間に起きている、本人が気づかない心房細動不整脈を、医師に的確に教えてくれる監視装置と言うとわかりやすいのでは、又、当然MRI対応ですし、不適切作動防止の精度もかなり向上しているとの事。(心房細動については下記参照)

※心房細動
心房細動は比較的よくみられる不整脈で、加齢に伴ってその罹患率は増加し、60歳以上で増加、80歳以上では約10人に1人は心房細動があるといわれています(国立循環器病研究センターより)。
自覚症状のないままに長期間経過することもあり、心房細動のみでは命に関わることはありません。しかし心房細動は脳梗塞を発症するリスクが高く、注意が必要な不整脈です。
心臓は刺激伝導系と呼ばれる電気の伝達によって規則的に収縮し、全身に血液を送り出しています。心房細動は刺激伝導系のスタート地点である洞房結節からの電気信号が発生せず、心房内で不規則な電気信号が発生し、心房全体が震えた状態になる不整脈です。
正常な心臓は安静時には1秒間に約1回のペースで規則正しく収縮していますが,心房細動とはそんなリズミカルな拍動が失われる代表的な不整脈(心臓に生じる異常なリズム)です。

症状
脈が速くなる場合と、遅くなる場合があります。早くなる場合には、動悸、息苦しさ、胸の不快感などが突然現れます。この症状が数秒のこともあれば、数時間から数日持続することもあります。
また、中には全く無症状で健康診断の心電図で初めて指摘される場合があります。症状のあり、なしに関わらず、治療が必要なことがあります。遅くなる場合には、失神や意識消失、くらっとする感じなどが出現する場合があります。

治療
1)抗血栓療法
2)不整脈薬を用いた治療(薬物療法)
3)薬物を用いない治療(カテーテルアブレーション,ペースメーカーなど)


植込み後の作動での運転免許停止の緩和
2003年に報告された初版の3学会合同ステートメントでは、ICDの不適切作動(誤作動)は適切作動と同様とみなされていたため、誤作動であっても意識障害の有無に係らず、その後12ヶ月間の運転制限が設けられていました。今回、合同検討委員会ステートメント補遺2では、患者が意識障害や意識消失を伴わない場合の不適切作動(誤作動)に限っては、その後のICD設定変更や適切な治療を行うことで予防できるとの考えから、特に運転制限を行う必要性はない、と変更されました。但し、不適切作動(誤作動)時に意識障害や意識消失をきたした場合には、これまでと同様その後12ヶ月間の運転制限が必要となります。

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