AED使用時の疑問

AEDの使用に関して、あまり知られていない注意点が記載されたページがありました。
普通の状態でのAED(心肺蘇生法)の講習が一般的だが、それ以外の疑問に答えています。
http://aed-blog.com/notes-on-aed-use

〇傷病者の胸が濡れている
電気ショックによる十分な効果が得られません。タオルや布で、胸を拭いてから電極パッドを貼り付けてください。

〇貼り薬が貼られている
貼り薬の上から電極パッドを貼り付けてしまうと電気ショックの効果が弱まったり、火傷(やけど)を起こす可能性があります。まずはこれらを剥がし、残っている薬剤をふき取ってから電極パッドを貼り付けてください。

〇ペースメーカー等が植え込まれている
これらがある場合は、胸に硬いこぶのようなでっぱりがみえます。貼り付ける位置(主に胸)にでっぱりがある場合、このでっぱりを避けて電極パッドを貼り付けてください。
(ICD等の植込み患者でも、植込み機器が壊れないかなど考えずパットを張って解析させる、必要ならAEDの作動を行う)

〇胸毛が濃い
胸毛が濃い場合は胸毛を除毛してから電極パッドを貼る事が望ましいです(日本人で除毛が必要なほど胸毛が濃いケースは稀ではあります。)。

〇貼り付け部付近に金属製品がある
金属性のネックレスなどをしている場合は、それを取り外す事が推奨されています。

〇揺れている場所での使用
揺れている場所で使用する場合、AEDの心電図解析が正しく行われない可能性があります。心電図解析を行うタイミングでは車を一旦止めるようにして下さい。

〇AED使用時の女性への配慮
救命テントや処置テントがある場合はテントの中で一次救命処置を行ったり、人の壁を作って周囲から傷病者が見えなくする配慮も有効です。電極パッドを貼った後、タオルや上着等をかけて胸が露出しないようにすることも推奨されています。又、対処できる女性が近くにいたらその方に御願いする。
AED のパッドを素肌に直接貼り付けることができていれば、ブラジャーは外す必要はない。
ブラジャーが電極パッドの下に重ならないよう下着部分を避けて地肌に直接貼り付ける、という対応をする。
電気ショックの時間を遅らせない事が非常に重要ですので、その事を忘れずに、可能な範囲で傷病者に配慮をするようにしてください。

hitomi


植込み後の作動での運転免許停止の緩和
2003年に報告された初版の3学会合同ステートメントでは、ICDの不適切作動(誤作動)は適切作動と同様とみなされていたため、誤作動であっても意識障害の有無に係らず、その後12ヶ月間の運転制限が設けられていました。今回、合同検討委員会ステートメント補遺2では、患者が意識障害や意識消失を伴わない場合の不適切作動(誤作動)に限っては、その後のICD設定変更や適切な治療を行うことで予防できるとの考えから、特に運転制限を行う必要性はない、と変更されました。但し、不適切作動(誤作動)時に意識障害や意識消失をきたした場合には、これまでと同様その後12ヶ月間の運転制限が必要となります。

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