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これは第79回日本循環器学会(4月24~26日、大阪開催)のミート・ザ・エキスパート4「失神患者の診断と治療」で、藤田保健衛生大学循環器内科教授の渡邉英一氏が報告した。
日経メディカル
要約すると
- 1997~2015年に国内50施設で登録された患者417人の不適切作動エピソードを解析した。
- 合計772回の不適切作動イベント
- 上室頻拍(49%)、頻脈性の心房細動(27%)、洞性頻脈(14%)で、この3種類で90%、残りは電磁ノイズ、リードの移動など、機械的なトラブル
- 不適切作動で失神を起こした患者は2例で(0.5%)、どちらも基礎疾患に心臓サルコイドーシス
最後に「このデータからは自動車の運転中止などを検討する必要はなさそうだ」と結んでおります。
今までこのような誤作動による指針の明確なデーターが無かったとの事で、大変有意義なデータと思われます。
hitomi