厚生労働省は、病院の前にいくつもの薬局が並ぶ現状を変え、10年後には、すべての薬局を訪問型の薬剤師がいるようないわゆる「かかりつけ薬局」に移行させるという方針を26日の経済財政諮問会議で公表した。
こんな事で大丈夫ですか、10年後(一昔!)には今より進んだITが発達して、いちいち決まった薬局に行くやつがいなくなる時代に相変わらずアナログ的な施策しか出来ないのか。
何とかして、社会保障費を削減したく、患者側からの視点で物事を見ていないような気がする。門前薬局が多くたっていいじゃないですか、(患者数は同じ)駄目な薬局は潰れていくだけでしょう。役人が操作するのはおかしいのでは。
そして、「かかりつけ薬局」を推進すれば、かえって多くの負担が発生する事になりそうだ、「かかりつけ薬局」を推進する薬局に薬剤報酬(点数)を高く付けるって事になってるのですから。又この点数を操作することにより、薬局数(薬剤師)を減らしたり、特定の薬局を優遇したりできるのである。
パイが同じならボーナスで点数を多く付けた分患者に負担させるのが当然ですので(ここがお役人の金銭感覚)愚策としか言いようがない、本来、薬局が努力して、かかりつけ薬局になってもらうもので、点数を高く付けるますでは、患者を馬鹿にしている。
かかりつけ薬局に行くと「お薬の相互作用や副作用などの情報をきちんと管理して、必要に応じてお薬の情報提供をしてくれる」と言っているが薬歴さえわかればどこの薬剤師でも分かるはずである。10年後でも何とアナログチックか。別にアナログチックを否定してい訳ではありません、趣味や勉強や文化などは便利だけを追求して弊害も出ています。昔に帰ろうも大賛成ですが、生死に関わる病気や通信インフラなどの、先端医療や先端サービスは推進されるべきです。
一律管理さえできればそんなのいらない、薬局を減らして薬剤師を削減して、その結果患者の負担も増える、そんなお金の使い方ではなく、全国どこでも同じサービスが受けられるようサーバを構築しろ。災害で「かかりつけ薬局」のデータが飛んだらどうするんだ。又、処方薬の不正な転売も減るだろう。
厚労省も昔の古い奴(頭が)が考えるのではなく、もっと先進的な若い奴(頭が)に考えさせろ。
hitomi