~日本ICDの会~活動
ICDとは「Implantable Cardioverter Defibrillator 」の略で植込み型除細動器のことです。 体の中に植え込んでおいて、心室頻拍、心室細動などの致死的な不整脈が起こった時に自動的にペーシング、除細動(電気ショック)を行って不整脈を止めるのです。
私達はこの器械を体に入れていることで毎日の生活を以前より安心して送ることができますが、ICD、CRT-Dを体に入れているが故の悩みも沢山抱えています。
この会は2000年に関西(京都)で生まれ、患者、家族の思いの共有の中から、話し合い、共に勉強しながら少しでも悩みを解決してQOL(生活の質)の向上を目的としています。
患者、家族同士、助け合いや共感出来ることも多いはずです。
そして色々な活動の中でICD、CRT-Dの存在を広め理解していただき、また体外式除細動器AEDを用いた心肺蘇生実技講習会を実施し、命の重さを体感している患者だからこそ救命の尊さを伝えて生ける活動をNPOの活動の一環として進めております。